1. Tarte Tatin
果実のクラシック定番お菓子「タルトタタン」
クラシックな定番お菓子には、長く愛されてきた時間を超えた魅力があると思い大切に思っています。
リンゴの花言葉は、「誘惑」。花の癒しの力を用いた植物療法のフラワーエッセンスでは、「高次の目的」を表し、物事に集中し、目的を達成したい時に使われます。リンゴは私にとってとても高貴であり、また、家庭的で安心した味を出せる魅力的な果実です。
タルトタタンは、お砂糖を焦がして作った香ばしいキャラメルでリンゴを煮て、敷き詰めて焼く定番の家庭的なお菓子。 リンゴの種類は紅玉をよく使います。実が締まっていて酸味のある紅玉は、原種に近い品種で、生命力が高いように感じます。 また、リンゴのコンポートに、薬膳食材である“ミカンの皮”を擦って加えることによって、肝の気の流れを良くするのを助けてくれます。有機や減農薬のリンゴ、ミカン、甜菜糖などの茶色いお砂糖をおススメしています
Ingredients : 6人分 Ø16㎝底あり丸型
生地: 小麦粉 60g 無塩バター 45g 自然塩 ひとつまみ 水10g
リンゴのコンポート: 砂糖 100g 無塩バター 45g リンゴ 4コ ミカンの皮
生地: 小麦粉と塩は一緒にふるっておく。型にオーブンシートを敷く。粉類をボウルにふるい、角切りにしたバターを入れ、手でこすり合わせ、ポロポロにする。水を加え、手でひとまとめにする。冷蔵庫で1時間以上休ませ、3㎜程度の厚さに伸ばし、16㎝の円に切る。フォークで全体に穴をあけ、冷蔵庫で冷やして置く。
リンゴのコンポート: りんごは皮を剥き、6~8等分に切る。鍋に砂糖を入れ、弱火にかけ、キャラメル色になるまで火を入れる。 火をとめて、バターを入れ、リンゴを加え、水分が無くなるまで約30分煮る。ミカンの皮を擦って加える。型にリンゴを隙間なく敷き詰め、生地をのせ、180℃のオーブンで約40分焼く。粗熱が取れたら、一度冷凍する。型を温め、逆さにして型をはずす。